はや坊〜認知症ケアデザイナーの伝えたい事〜

認知症に関する様々な情報の発信

デイサービスに預ける?は間違い。

どうも認知症ケアデザイナーのはや坊です‼️

 

 

今回は認知症を抱える本人や家族の気持ちに関するお話をしていきたいと思います。

筆者を始め、医療・福祉施設で仕事をしたことのある人なら

 

「デイサービス(病院等も含む)で預かってもらっている」

 

この言葉を一度は聞いたことがあるかと思います!!

 




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※photo by Hayabo

 

 

 

 

これは恐らく

  • 認知症を抱える人のケアをしてもらっているから大変だろう
  • 手がかかるのに申し訳ない

 

 

このような思いから出ている言葉だと思います!!

 

ですが、筆者が考えるにこの言葉は間違いではないかと思います。

それはこの言葉には先ほどのケアを行う側の『何らかのマイナスな思い』『無意識に立場が弱いと勘違い』というものが隠れているからです。

 

 

確かに認知症のケアも含めて医療・福祉業界に携わる人たちは毎日忙しく駆け巡っています。

中には対応に時間や手間、労力の多くを取られてしまうこともあります。

また、上手くコミュニケーションが取れずにもどかしい思いになることもあります。

 

 

ですが、それでも医療・福祉業界に携わる人たちのほとんどが

人に寄り添うことが好きで、誰かの役にたちたい

 

と考えて仕事をしています。

それがやりがいや自分の生きがいになってもいます!!

 

ケアを行う側とケアを受ける側(家族等も含む)の関係は対等

 

ケアを受ける側やお願いする側は無意識に立場が弱いと思ってしまう事がとても多いです。

 

しかし、ここで断言します。

それは間違いであくまで関係は対等です!!

 

ケアのお願い等はしているかもしれませんが、もちろん報酬の支払いもあります。

また、医療・福祉業界に携わる人たちはケアをやりたくて受け入れているのでそんなに気にすることはないのです。

 

立場が弱いと勘違いして、ケアを受ける側やお願いする側がそんな対応をすると、携わる人たちのやりがいや生きがいまで奪ってしまうかもしれません。

 

 

なので、

お互いの立場など深く考えず、思っている事を正直に話す

これがお互いにとってwin-winの関係になっていくのです。

 

 

「○○○をして欲し」

 

「□□□はしないで欲しい」

 

「今日は△△△なので宜しくお願いします」

 

 

など、病院やデイサービスなどでもたくさんの話をしてもらいたいと思います。

 

コミュニケーションは対話することが欠かせません。

対話は対等な関係でこそ成り立つことが多いのです!!

 

 

 

 

現在、医療・福祉施設に通っている、利用している人、その家族や関係のある人へ

 

 

あまり深く気にすることなく、思っていることや感じていること、考えていることを素直に伝えていきましょう。

 

 

案外、そのほうがケアも良い方向へ向かったりしますよ‼️

 

 

 

認知症を抱える人とケアを行う側の双方にとってより良い環境になることを切に願って。。。