認知症を抱える人の良き理解者であるために
どうもはや坊です。
先日「認知症ケア指導管理士」の試験を受けてきました。
試験の出来は・・・
ま、なんとかなってるでしょーっていう感じです。
写真引用:http://longe-bose.nyc/longebose/2015/9/8/b2
試験を受けながら切に感じたことを今日は綴っていこうと思います。
筆者は日々仕事で認知症を抱える人たちやご家族へケアを行っています。
その中で認知症を抱える人に沿ったケアを常日頃から行っているつもりでありますが、忙しくなってくるとその人本位のケアから離れていっているなと問題を解きながら痛感しました。
また、忙しさに関わらずこれまでの接し方が不適切なまま、それに慣れてしまい続いている環境も数多くあるなと感じました。
試験問題を読みながら日々のケアを思い出し、自分の行っているケアはその人にきちんと届いているだろうか…
そんなことばかり考えながら試験問題を解いている自分がいました。
今回の試験は筆者の関わり方をきちんと見直すとても良い時間となりました。
認知症の人と聞くと「問題行動ない?」「同じことばかり聞かれて疲れないの?」といった類いの質問を未だによくされます。。
認知症を抱える本人たちが、1番そういった事はしたくないはず・・・・
しかし、記憶に関する症状や理解、判断力の低下などでどうしても不安になってしまうのです。
本当は聞きたくない本人たちが仕方なく色々と質問してしまうのです。
『認知症を抱える人が1番苦しんで、悩んでいるのかもしれません』
それを忘れずに、これからも側に寄り添える人で在り続けたいなと思える今回の「認知症ケア指導管理士」の試験でした。
認知症を抱える人もケアを行う側も双方にとってより良い環境になることを切に願って。。。