心に余裕(ゆとり)を持って認知症ケアを行うには??
どうもはや坊です。
認知症を抱える人に関わる中で、よく言われていることに
「その人らしさを尊重したケアを行う」
があります。
ケアを行う人にとってそういうことは理解している人も多いでしょう。
しかし、実際のケアでは日頃の忙しさや身体・精神的負担が大きくなると介護者自身に心の余裕がなくなりそれが出来なくなってしまうのです。
写真引用:http://www.dearest-partners.jp/1806-1/
普段から心に余裕があると、ちょっとしたことにも動揺や負担に感じることが少なく対応出来ることが増えます。
『認知症を抱える人のケア』
その人らしさを尊重してケアを行うことは、その日1日だけ行っても効果はそれほどありません。
適切なケアを継続させる必要があります。
適切なケアを継続させる為には、介護者自身の心の余裕(ゆとり)が必要不可欠なのです
人というのは毎日色々な環境でさまざまなことを行っています。
その中で心身の状況は絶えず変化しており、誰でも気分の波が大なり小なり存在しています。
そういった状態で心の余裕を持ち続けて認知症ケアを行うのは容易ではありません。
認知症ケアを行う原則として筆者が考えるのは、、、
決して1人だけで全てのケアを行おうとしないことです
認知症ケアには必ず何かしらのサポートが必要です。
家族でもいいですし、隣近所の人たちでもいいですし、役所や福祉事業所など専門分野にサポートしてもらっても構いません。
どんな形でも良いので何かしらのサポートを上手く活用することが大切です。
子育てでも同じだと思います。
たった1人だけで子供の全ての面で育児をすることはほぼ不可能だと思います。
※例題が適切かどうかは分かりませんが、イメージしやすいかと思って引用しました。
認知症ケアを適切に行う為には、ケアを行う側の“心の余裕(ゆとり)”が必要です。
そのことを頭に入れながら、
「より適切なケアを継続するために心の余裕を持てる環境を整えてみる」
それがまだ上手く実践出来ていない人がいましたら、ぜひ検討・行動を起こしてみてください。
必ず双方にとって良い効果が現れてくると思います。
認知症を抱える人もケアを行う側も双方にとってより良い環境になることを切に願って。。。