認知症の予防に良い食材「トリプトファン」
どうもはや坊です。
認知症の予防に良い食材を紹介していますが、この投稿をきっかけに筆者自身も食事について今まで以上に日頃から意識するようになっています。
人間の身体を作っているのは食事が基本です。
認知症の予防に良い食材というのは、何も認知症のみに限ったことではなくどの人にも良い食材ということです。
筆者の投稿が1人の方にでも良いので参考になれば幸いです。
写真引用:https://suiminkaigi.jp/tips/tips-foods
今回は「トリプトファン」について紹介していきたいと思います。
トリプトファンって何??
人の体は多くのタンパク質で出来ており、そのタンパク質の構成物質としてアミノ酸があるのです。
また、その中でもトリプトファンは人が体内で生成することが出来なく、かつ生命の機能維持に必要不可欠な必須アミノ酸に分類されます。
※参考:必須アミノ酸 9種
◯バリン
◯イソロイシン
◯ロイシン
◯メチオニン
◯リジン
◯フェニルアラニン
◯トリプトファン
◯スレオニン
◯ヒスチジン
トリプトファンの効能は??
食物から摂取されたトリプトファンはまず肝臓に運ばれます。そこでエネルギー源として使われています。
また、トリプトファンは脳に運ばれるとセロトニンやメラトニンといった脳内ホルモンの材料として使われます。
セロトニンは言わずと知れた『幸福ホルモン』として皆さんも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
セロトニンは精神をリラックスさせる働きがあることで、注目を集めている脳内ホルモンです。
日常生活でのストレスを緩和してくれたり、また精神面への働きだけでなく腸の蠕動(ぜんどう)運動を促す作用や鎮痛作用、血管を収縮させ止血する作用もセロトニンが持つ効能です。
メラトニンは脳の松果体という部分でセロトニンから生成される脳内ホルモン。夜になると分泌量が上昇し、深部体温を下げるなどの働きで質の良い眠りをもたらしてくれます。
要するにメラトニンは睡眠に対して良い働きをしてくれる脳内ホルモンということになるのです。
トリプトファンが多く含まれている食材ってどういうものがある?
そんないいこと尽くしな必須アミノ酸「トリプトファン」ですが、
ここまで読んで頂くと、早くトリプトファンが摂取したくなりますね。
でわでわトリプトファンが多く含まれている食材を紹介していきます。
「トリプトファン」含有top10
動物性食品version ※表記は100g相当
①ナチュラルチーズ 320mg
②鰹(かつお) 310mg
③まぐろ 300mg
④レバー(牛、鶏、豚) 290mg
⑤くじら、七面鳥 280mg
⑥豚ロース 270mg
⑦いわし、カジキ 260mg
⑧サケ、ブリ 250mg
⑨ひらめ、馬肉 240mg
⑩アジ、サバ、鶏モモ 230mg
植物性食品version
①大豆 520mg
②あまのり 480mg
③ごま 370mg
④カシューナッツ 360mg
⑤ひまわり 300mg
⑥ささげ豆 280mg
⑦ピスタチオ、ピーナッツ 270mg
⑧ココア 250mg
⑨そら豆、インゲン豆 220mg
⑩くるみ、アーモンド 200mg
『幸福ホルモン』であるセロトニンの材料にもなり、いいこと尽くしの「トリプトファン」
認知症の予防にも良いとなれば、、
これはもう日頃の食事から多く取り入れていくしかないですね!!
認知症を抱える人もケアを行う側も双方にとってより良い環境になることを切に願って。。。