認知症ケアは触れることだけで出来ることがある
どうもはや坊です。
最近は
“認知症ケアデザイナー”という肩書きを勝手に作って名乗ろうかなと思っています。
ってもう今で言っちゃったのでこれからはそう名乗ることにしますね。
改めまして、“認知症ケアデザイナー”のはや坊です。
写真引用:http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TMC/TE_JA_7_5.jsp?cid=1027392
いいですね、こういう雰囲気で花火見てみたいものです。
さて、今回は『触れる』ことをテーマに話をしていきたいと思います。
認知症ケアはもとい、人間同士のコミュニケーション方法の一つに『触れ合い』というものがありますね。
◯親と子または兄弟姉妹といった家族の触れ合い
◯恋人やパートナーとの触れ合い
◯友達や仲間同士での触れ合い
◯そして認知症ケア等におけるいわゆるケアとしての触れ合い
このように触れ合いといっても様々あります。
ですが、相手はそれぞれ違えどやることというのはそれほど大きくは変わりません。
『触れ合い』で必要なこと(欲していること)は
・自分が相手に対して心を開く
・相手に心を開いて欲しい
この2点に尽きるのではないでしょうか。
つまり、我々は相手との繋がりをとても大切にしているのです。
認知症ケアにおいてもそれは例外ではありません。
筆者もそうですが、認知症ケアを行う側は認知症を抱える人との繋がり、つまりは信頼関係を築こうと『触れ合い』を図ります。
ということは、、、
認知症を抱える人も相手(家族等の存在以外の幅広い意味も含む)との繋がりを感じたいはずです。
お互いが繋がりを求めているので、ケアを行う時の『触れ合い』がとても効果的になってくるのです。
特に認知症の症状により、上手く言葉や態度に表すことが難しい人にはこの触れ合いが大きな役割を果たします。
触れ合うことで何かが伝わる、ということも多いのですから。。
この触れ合いから言葉だけではない、様々な情報が読み取れることがあります。
ですので、認知症ケアを行う時には1度相手に『触れる』というコミュニケーションを図ってみて下さい。
きっと良いケアとしてのきっかけになると思います。
さて、
そこで触れる際のポイントもいくつか紹介しておきますね。
◯声をかけながら優しく触れる
※急に触れると相手が驚いてしまいます
◯肩や背中、手など顔より少し離れた位置から触れること
※急に顔や髪などに触れると人間は拒否反応を示すことが多いです。
(パーソナルスペースに侵入されたような印象を受ける)
◯相手のことをきちんと思いながら触れること
➡その思いは必ず表情になって現れるのでそれがプラスであればあるほど相手は安心します
筆者が行うのは、声をかけながら肩や背中をポンっと優しく触れることが多いです。
その他には肘から手首の間をさするようにしながら話していることも多いです。
※すいません、この部位がなんというか分かりません、、、笑っ
そうすることで、より相手が心を開いてコミュニケーションが図りやすくなる感じを受けます。
皆さんも認知症ケアに『触れ合い』をぜひ取り入れてみて下さい。
認知症を抱える人もケアを行う側も双方にとってより良い環境になることを切に願って。。。