認知症ケアの前に水分補給!その方法は?
どうも、認知症ケアデザイナーのはや坊です。
前回の続きになりますが、水分補給がまずはとても大切だとお話をしました!!
認知症ケア以前に人間の活動の源である「水分補給」をいかに適切に行えるかで、認知症の症状も劇的に改善することが可能です。
※前に筆者が沖縄県北部にあるcafeで撮影したものです。
認知症を抱える人に限らず高齢者の多くは、喉の渇きやトイレのこと等いくつもの影響で水分補給が少ない状態にあります。
それを周りの人が気付いてしっかりと水分補給に繋がることが重要です。
前回は2000cc以上の水分補給が出来たら理想というお話をしました!!
もちろんその量を一気に飲むことはありません。
むしろ大量の水分を一気に飲んでしまうと低ナトリウム血症になることもあり、危険なのでそれは頭に入れておく必要があります。
水分補給の方法は?
2000ccもの水分をどのようにして飲んだら良いのでしょうか?
まずは500ccのペットボトルを3~4本準備します。それから、そのペットボトルに分けて水分を用意して冷やしておくのです。
この時の水分は
水、お茶、コーヒー、紅茶、ジュース、などなどどのようなものでも構いません。
水分摂取量を増やすのが目的なので、必ずお水でないといけないということはありません。
※但し、甘いもの(ジュース等)ばかりを摂りすぎると糖尿病などの心配も出てきますので、その辺は調整なさって下さい。
水分補給と言われた時に多くの人が“水やお茶”と決めつけてしまうことでしょう。
そんなことはありませんので、ある程度は自分の好きなものをご自由に飲んで頂くのが正しい水分補給の方法です。
例えば、お茶が嫌いな人にお茶を多く飲んだ方が健康に良いと言われても・・
ですよね。
自分の好きな飲み物ならそれほど苦痛に感じることなく水分補給が出来るはずです。
このように少し楽に考えて水分補給が出来たら、その後のケアにも余裕が出てきやすいと思いますので、質の高いケアも出来る!!!!
かもしれませんね。
認知症を抱える人もケアを行う側も双方にとってより良い環境になることを切に願って。。。
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